Wi-Fiを使って、殺菌工程の温度データをロギング
残念ながら、私の息子から「この機械の情報はみんな、興味が無いと思う」と言われてしまったブログでした。
機械じゃない、IoTだ!
私は伝えたい、IoTを存分に活用していることを。
食品缶詰を長期保存するために、殺菌工程があり
この温度と時間を管理・記録することが、
CCP クリティカル・コントロール・ポイント
殺菌工程で使用するタンクの中に、黒いコードの熱センサーを浸漬しておき測定する
ここから、がIoTのおもしろいところ
■デバイス側
熱センサーと繋がっている「M5 Stick」温度の表示器
OSはラズベリーパイ、開発言語はArduino
1分ごとに、測定値をサーバーへ送信している
■サーバー側
受け取った測定値をデータベースMySQLへインサート
データベースに入ってしまえば、あとは好きなように過去データを時系列表示やグラフ表示、リアルタイムでの表示も可能。
自席のPCで、リアルタイムの温度監視が可能になった。
もしも、製品にトラブルがあった際に、そのロットの殺菌温度を出力し、ハザード分析をすることが可能。
工場内のWi-Fi電波が弱いので、エリア拡大、中継器の増設を検討したい。
が、みんなは興味が無いらしい (?_?)